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支援事例(公募型共同研究)

株式会社アニー

企業概要

製菓・製パン店専用顧客管理POSシステム『ninapos』の開発を中心に事業を展開。
ITを通じて製菓・製パン業界の発展に貢献するべく、システム開発、プロバイダ事業、デザインワーク、ポータルサイト運営、コンサルタントなど独自のネットワークを通じて幅広い取り組みを進めています。

導入効果

実店舗における機能実証試験を行い、業務負担軽減と売上高向上に有効性が確認できました。

①セルフオーダー機能
商品配送受付の4割以上を代行する店舗があり、店舗スタッフの業務負担軽減を図ることが出来ました。また、実証試験店舗スタッフアンケートでは、煩雑な接客受付業務が減り働きやすさが向上したという意見も得られ、現場で働く人からの有効性の評価も得ることが出来ました。

②商品推薦機能
お客様が商品購入の際にクーポン形式で魅力に感じると推定される商品の推薦情報として発券し、購入行動変化を確認しました。その結果、9%のお客様が再度来店され推薦商品を購入されたという実績を残すことが出来ました。これは、過去の商品割引クーポンなどの時より大幅に来店率が向上しました。

開発のきっかけ

洋菓子店は慢性的な人手不足と、繁忙期の来店客集中に伴う煩雑な業務が販売員の大きな負担になっています。
また、POSレジシステムから集められたデータで顧客管理を行い、販売推進の取り組みを行っていますが、さらに有効な方法が求められています。
この様な洋菓子店が抱える問題を解決するために都産技研と株式会社アニーは公募型共同研究により、洋菓子店向け「接客システム」を開発しました。

概念図

事業内容

本システムは2つの機能で構成されており、洋菓子店の効果的な店舗運営を支援します。

①接客業務を代行する「セルフオーダー機能」
商品販売以外の予約や商品発送受付などの業務代行により、販売スタッフが商品接客に集中できるということが狙いです。お客様自身が専用端末を使用して、予約や配送に必要な情報を直接入力することで、従来のようにお客様から得た情報を紙伝票管理することなくPOSレジシステムに自動的に記録されるので、店舗スタッフの管理業務の負担が軽減します。

②魅力的商品情報を提供する「商品推薦機能」
POSレジシステム登録されている過去の豊富な販売データをもとに、お客様毎の商品購入行動分析を行い、お客様毎の商品購入傾向や商品志向を求め、その結果からお客様毎の購入志向に最適な商品推薦情報を生成するというものです。この機能により、来店頻度や販売数増加による売上高向上に貢献します。

今、そしてこれから

・洋菓子店向けPOSレジシステムに「接客システム」を組み込み、2019年10月から販売を開始し、多くの店舗様から引き合いをいただいており、店舗デモンストレーションなどを行いながら、さらなるニーズを取り入れることで、システムの性能向上を目指しています。
・問題解決を更に進めるために、過去の販売データ分析結果をもとに、売上予測機能の開発に取り組んでいます。商品作りすぎによる作業労力と材料ロスを防ぐことが目的です。今後もお客様と現場の声に寄り添った開発を進めていきます。

動画の説明

洋菓子店舗において、繁忙期を含む人手不足解消や販売員の負担を軽減するため、POSレジシステムにセルフオーダー機能を組み込みました。
今回実証試験で選んだ店内には、お客様の情報入力をサポートするビッグクラッピーと連動されています。
お客様自身で簡単に情報を入力いただくことで簡単に宅配予約が可能となっています。