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支援事例(公募型共同研究)

エヌエスティ・グローバリスト株式会社

企業概要

オフィスサプライを祖業として、創業約20年。めまぐるしく進化し変化する社会のニーズに合わせ、現在ではICT事業、ヘルスケア事業、システムソリューション事業、ファシリティ&エネルギー事業、IoT事業、デジタルサイネージ事業など、幅広いIT事業を展開しています。

導入効果

今まで人手で巡回点検していたものが、カメラによる遠隔監視が可能になったことで、人手不足の問題が解消されます。また危険な現場であっても点検員が出向く必要がなくなり安全性が確保されます。さらに計器メーターの計測値を一定時間間隔で送出することも可能なため、トレンドデータの取得が容易になります。

開発のきっかけ

製造現場において人手で実施している計器メーターの巡回点検作業では、点検員の高齢化と人手不足の問題が深刻化しています。また長時間労働化や、設備の長期運用化に伴う停止リスクや維持コストも課題となっています。エヌエスティ・グローバリスト株式会社は、画像解析技術を用い設備監視をIoTで効率化することで、課題の解決を目指しました。

概念図

事業内容

自社の既存製品として、遠隔監視・制御に関するラインナップ「Spread Routerシリーズ」があり、そこにカメラと画像解析の機能を追加することで設備監視の効率化を実現しました。都産技研との共同開発において、画像解析に関する技術アドバイス等のサポートが開発を後押し、既存製品とIoT技術が結びつき開発完了に至りました。
本製品は計器メーターをカメラで撮影し、画像解析によって計測値を読み取りサーバーへ送信、計器メーターが異常値を出力した際、または異常から復帰した際に作業者へメールで通知します。画像解析内蔵カメラは後付け設置が前提のため、カメラ・サーバー間通信は配線工事不要のLPWAを採用しました。さらにメーターに対するカメラの向きを30度まで画像処理により補正できるので解析精度の高いデータが得られます。これにより現場でのセッティングの時間短縮やコスト削減が実現しました。

今、そしてこれから

現在はカメラ内で画像解析しているため、専用のカメラが必要です。しかし画像解析機能をサーバーへ移行することができれば、どんなカメラでも使用可能となり、さらなる利便性の向上が期待できます。またカメラ補正処理機能という他社にはない製品の強みをさらに増強し、設置や計測の簡易化を進めていきます。今後対応メーターのラインナップを増やすことを計画中です。

動画の説明

製造現場における計器メーターの巡回点検作業は常に「人」で確認していますが、高齢化や人手不足の問題に伴い、長時間労働化や設備面の維持管理やコストが課題となっています。
この解決策として、「画像解析技術」を活用し、設備監視をIoT化することで、カメラによる遠隔監視で点検員が出向く事がなくなり安全面を確保出来ることや、精度の高いデータが取得可能になりました。