IoTテストベッドでは、IoTに関する知識や技術の獲得を支援し、活用アイデアを共創するために、デモ展示やテスト環境を提供します。
展示スペースでは、IoTに関する実機やデモを多数展示しています。それらの展示物を見て回ることで「IoT で何ができるか?」を体験し理解を深めることができます。動画によるオンラインでの展示もスタートしました。
システム評価試験室では、公募型共同研究で採択された事業者を対象に新たに開発したIoT機器およびIoTシステムについて、稼働確認、評価などを行うことができます。
IoT機器から得られるデータはクラウドシステムで収集・蓄積され、ビッグデータとして処理・解析されます。データを記録するストレージ部、機器間のインタフェース部、高解像な映像出力部においてこれら大容量のデータを高速に伝送するために10ギガビット/秒を超える伝送速度に対応した次世代通信規格を評価することが可能です。
無線伝搬特性評価ではIoT機器から送出するRF信号特性(送出レベル等)について期待する信号レベルが出ているか評価できます。
無線妨害波耐性評価では使用環境下において目的のRF信号が他のRF信号の影響を受けることで伝搬に影響する度合いを評価することができます。
エッジデバイスとして機能するIoT機器に求められる性能として、バッテリーで駆動する際の機器の電流変動の解析と省電力機能を評価することができます。
また、IoT機器は無線伝搬時の電流変動の影響を受けやすく、電気設計において小型化および信号品質を向上させるための電源ノイズの影響も評価可能です。
IoT機器に不正なデータパターンを実際に送信し、その場合でも機器が異常な動作をしないことを確認することができます。
IoT機器やクラウドシステム構築のための開発支援を行います。
既存のマイコンボード、IoTスタートキットなどを活用し、低予算で実現できるIoT機器開発、IoTシステムの試作支援を行います。
代表的なクラウドプラットフォーム(AWS, Azure)の実環境下で、支援企業にカスタマイズした(身の丈に合った)クラウドシステムの構築支援を行います。