Tokyo IoT ロゴマーク
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展示会

2025年11月19日(水)~11月21日(金)EdgeTech+ 2025に出展しました。

2025年12月18日

2025年11月19日(水)から21日(金)まで、パシフィコ横浜で「EdgeTech+ 2025」が開催されました。

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パシフィコ横浜で開催された日本最大級の組込み・エッジテクノロジー総合展示会「EdgeTech+ 2025」に、都産技研 IoT技術グループが出展しました。
今年のテーマは「生成AIで変わる開発現場 ものづくりは『AIと創る』新時代へ」。会期中は300社以上の企業・団体が出展し、来場者数は32,429人と昨年並みの来場者がありました。約150のカンファレンスやロボットコンテストに加え、今年は画像認識AIに特化した「画像認識 AI Expo 2025 Fall」も同時開催され、変革の最前線を体感できる展示会場では、AIを前提とした最新の組込みエコシステムに注目が集まり、会場は大きな活気に包まれました。

2024年度公募型共同研究のご紹介

都産技研 IoT技術グループは、2024年度の公募型共同研究に採択された3テーマついて研究概要と新しい機能開発への取り組みで得られた3件の成果をパネル・動画・デモ機などで紹介しました。
今回展示いたしました公募型共同研究の3テーマにつきましてはこちらをご参照ください。

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アルケリス株式会社

IoT型アシストスーツによる身体負荷軽減の可視化に関する研究概要を展示しました。
本研究のターゲットである「立ち姿勢による下肢の負担」が大幅に軽減されることを体験していただくため、来場者にアシストスーツを試着してもらいました。その際、本研究で開発した姿勢推定解析に基づく負担軽減の数値情報と同様の効果を体感していただきました。体験された方からは好意的な反響をいただくとともに、測定精度に関する技術的な質問や活用の可能性など、貴重なご意見を伺うことができ、製品化への大きな期待を感じました。

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株式会社モルフォ

建設現場で高まる三次元計測ニーズに対応するため、低価格と高精度、及び撮影の簡便性を達成した「自律式空間撮像システム」を紹介しました。高精度Lidarは高額で、低額3Dスキャナーは「精度不足」という課題に対し、RGBカメラとフォトグラメトリ技術を組み合わせた三次元計測システムを開発。自律飛行ドローンによる建築現場の自動測定事例も紹介し、手軽さと実用精度の両立に多くの来場者が強い関心を示しました。

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株式会社FOVE

医療現場向けに開発した視線追跡技術搭載VRヘッドセットを展示しました。
本研究では、医療用途に特化し、高精度に眼球運動を計測できる専用VRヘッドセットを開発。計測精度やアプリの拡張性に注目が集まり、医療現場での応用に向けた期待が寄せられました。

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IoT技術グループの紹介

公募型共同研究のほかにも、都産技研IoT技術グループの取り組みとしてIoT事例検索高速通信試験で利用できる機器をご紹介しました。
※高速通信試験は、東京都IoT研究会会員のみが利用可能となっております。

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それぞれの展示では、開発企業の担当者や都産技研の研究員・技術員が直接説明を行い、来場者から多くの質問や意見をいただき、活発な交流の場となりました。都産技研のIoT技術グループの取り組みを広く知っていただく貴重な機会となり、大変有意義な出展でした。

都産技研では、今年度も中小企業支援を目的とした「クラウドと連携した5G・IoT・ロボット製品開発等支援事業」を推進しています。本事業では、研究開発と人材育成を軸に、中小企業のIoT活用による生産性向上や業務効率化、IoT関連製品の開発、新サービス創出を支援しています。今年度は、より実践的な実証実験や共同研究を通じ、企業の現場で成果につなげる取り組みを強化しています。