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携帯圏外にて各種センサーデータ及び撮影画像の遠距離送信を可能にする統合型モニタリングカメラの研究・開発
株式会社フォレストシー
撮影部と通信部を分離型にして、どのような設置環境でも安定した通信性能の確保を目指し、分離構造としたハードウェアと、それらを動かすソフトウェアの開発を行いました。 実証実験では従来型と比較して、同じ条件で撮影を行う場合には、安定した通信により短時間に画像の伝送ができるという結果が得られました。 さらには、水位計・傾斜計等の各種センサを独立した通信部に並列接続し、カメラと連動して現地の情報を正確に把握できる統合型モニタリング機能の実装を目指し、カメラと並行して各種センサ機器を接続可能な入出力端子を備えたハードウェアを開発することができました。
室内水耕栽培におけるAI生育状況管理システム
株式会社トーヨーホールディングス
昨今、食にまつわる部分で注目されております廃棄ロス問題や農業従事者数の減少・高齢化などの社会的問題、生鮮食品の鮮度に加え見た目の品質を気にする方が増えてきているなどの市場ニーズが背景にあります。 トーヨーホールディングスでは、これらの問題を解決するために面積利用効率の高い多段式水耕栽培方式による施設園芸を展開して参りました。しかし実際の圃場運営には、ベテラン農業従事経験者のノウハウと多くの作業労力が必要で、社会に広く多段式水耕栽培方式による施設園芸を広めるためにはこの問題が普及のボトルネックになると考えて、「どこでも」、「誰でも」、「効率よく」作物栽培を可能とする施設園芸管理新システムを目指し開発を進めることにいたしました。
遠隔監視機能を搭載したマイクロ流路チップ・セルソーター
株式会社オンチップ・バイオテクノロジーズ
当社の開発したマイクロ流路チップ・セルソーター(細胞解析・分離装置、製品名:Onchip Sort)の検査市場と海外展開による販路拡大を狙うため、「遠隔ユーザーサポートシステム」を開発し、保全性・保守性の向上を実現する。 「遠隔ユーザーサポートシステム」は、検査用途に要求される運用信頼性の向上、海外などの遠隔地においても迅速な保守対応を実現可能な遠隔保守機能開発で構成する。
気密検査計測データの収集および遠隔監視システムの開発
株式会社コスモ計器
気密性試験設備であるエアーリークテスターの2つの課題を解決し、より良いものとする為に公募型共同研究に取り組むことになりました。 1. 計測誤差に影響を及ぼす温度外乱の究明 気密性検査は空気の漏れ量を計測する方式であるため、温度の影響を受けないようにすることが重要です。現行のエアリークテスターは、温度計測4点で試験体の温度補正をし、誤差の最小化を行っていますが、長期にわたり試験を行う場合は環境変化が温度外乱を生み、当初の温度補正だけでは誤差を取り除くことが困難で、安定した試験設備稼働を行うためには、環境変動に伴う温度外乱を補正する計測機能の拡張が必要でした。 2. お客様現場で起きている事実把握の迅速化 上記のような誤差が増大するとお客様は検査設備の動作不良と判断し、早期解決を依頼されます。このような場合は異常事象しかわからないケースが多く、事実の確認を含め、お客様の現場へ何度も足を運ぶ必要があり、労力と時間の確保が大きな課題でした。 また、現場へ出向いたとしても時間経過の関係で原因究明に必要なデータが存在しているとは限らないため、異常事象発生直後に現場のデータを迅速かつ確実に収集する仕組みが必要でした。
IoTセキュリティテストベッドの構築
株式会社ウフル
多数のセンサや機器が相互に接続されるIoTシステムにおいて、昨今は外部からの攻撃が高度化・複雑化しセキュリティーリスクが増大しているため、単一の企業あるいはセキュリティーサービスで対策し防ぐことは困難である。そこで想定ユースケースを検証し、ネットワーク越しの脅威を未然に捉えることができるテストベッドの開発に取り組んだ。
遠隔操作可能な養液栽培システムの研究開発
株式会社SenSprout
元々は都産技研のシーズを使って、大起理化工業株式会社が都産技研と共同でヤシ殻土壌水分センサーの開発を進めているお話があり、当該水分センサーの計測値に基づいた遠隔での灌水を実現するため、灌水システムを販売していた弊社SenSproutに都産技研担当者様から共同研究募集の紹介があったことが開発のきっかけです。 その後共同研究の枠組みを検討するなかで、ヤシ殻培地を使用した【東京エコポニック】を開発した東京都農林水産振興財団と、カメラによる生育分析の研究を進めていた東京農工大学にも参加頂くことが決定し、弊社を含め5社による共同研究が採択され、2年間の共同研究期間を経て、ヤシ殻培地での遠隔操作可能な養液栽培システムの開発へと至りました。
人体通信型のウェアラブルRFIDリーダシステムの開発
株式会社eNFC
医療従事者の業務負担は膨大であり、間接業務(入力、記録にかかる作業)が煩雑という状況にある。そこで、人体を伝送媒体にして通信する電界型のRFIDを開発した。RFIDでは指で触れてタグの情報を読み取ることが可能であり、両手が自由に使える。そのため業務時間の短縮やミスの削減につながり、医療従事者の負担が軽減されると考えている。
画像による組立現場のデジタル化と企業間共有技術の開発
株式会社イチカワ
中小製造業における人手による組立作業の現場では、生産性改善、技能継承、取引間サプライチェーンの作業指導において、次のような問題を抱えておりました。 ・作業手順書を最初しか使わない、また読んでもわかりにくい ・ベテラン作業者にしかできない作業があり、作業者ごとに品質バラツキがある ・協力会社に作業委託する場合においても、作業指導が難しい これらの課題に対し、現場でわかりやすい作業者目線のマニュアル・システムが必要だと動き出しました。分かりやすいマニュアルを組立ガイダンスとしてシステム開発し、システム完成度の高まりと共に社内の複数の現場で使われるようになりました。 公募型研究に応募したのは、これまで培ってきた組立ガイダンスのシステムが世の中で使われるチャンスではないかと考え、応募に至りました。
動的ベイズ学習モデルによる射出成形機のIoT化
株式会社MAZIN
射出成形の現場からいただいた、「日々の立ち上げ時における成形条件の調整が熟練者頼みになっている。」、「国内で調整した条件に従って、海外工場で成形を行っても不良品が発生してしまう。」といったお客様の声に対し、弊社の技術で解決していけないだろうかと思ったことが研究開発のきっかけとなっております。 成形品質を金型内部状態の計測結果に基づいて定量化できるという前提のもと、金型内センサーデータを活用した成形条件調整技術の開発へと至りました。
IoTを活用したカカオ豆需要予測システム開発
Dari K株式会社
販売店舗で、高品質でフレッシュなチョコレートドリンクをいつでもリーズナブルな価格で提供するためには、欠品防止、新鮮な材料の供給、過剰在庫防止、予防保全を行うためのシステムの構築が必要であると考えた。そのため、焙煎後のカカオニブを適切なタイミングで販売店舗に届けることにより、長時間在庫での酸化による風味劣化をおこさないようにするしくみの実現を目指した。チョコレート製造マシン(店舗で短時間にチョコレートが製造できるマシン)にIoT機能を付加して、稼働状況を把握し、得られた実績データからカカオニブの需要を予測するしくみと、機器を常に最適な状態で稼働させるための情報通知のしくみを構築した。